保管方法でバイクの寿命が変わる
バイクはエンジンがむき出しになっているため、天候や気温、湿度などの影響が受けやすくなっています。
雨に濡れたままだとサビてしまうので、保管方法によって寿命が左右するといっても過言ではありません。
屋外に保管するならカバーをかけるようにしましょう。カバーは防水性が高く、ピッチリとしたものがベストです。
バイクカバーは盗難防止になるため、面倒くさがらずにかけてください。紫外線や雨によって劣化が早いので半年に買い替えるのがベストです。
また、土の上だと湿気により結露ができやすくなるので、バイクをパレットの上に置いて通気性をよくする必要があります。
バイクを保管する場所
キレイな状態に保つなら屋根のついた場所に保管したいところ。雨をしのげるだけでも効果的です。
クルマ一台分のスペースは必要ですが、組み立てや設置が簡単なバイク用の簡易倉庫もあります。
しかし、賃貸住宅だと駐車場所を確保するだけでも大変です。
バイクを置くスペースがないなら、近所の保管サービスを利用するのもいいでしょう。
賃借料はかかりますが月極駐車場やトランクルームに保管できます。
複数台バイクを所有している場合や、オフシーズンの一時保管にもおすすめです。
乗らない期間のバイクの保管方法
冬はバイクに乗らないという場合、ほんの間だけでも対策が必要です。
ガソリンタンクのサビ防止のため、満タンにして保管します。ガソリンは劣化するので乗るシーズンになりましたらタンク内のガソリンは処分して新しいガソリンに入れ直してください。
バッテリーはバイクに設置したままだと自然放電するので、バッテリー上がりの原因になります。バッテリーは外して保管します。
金属面は防錆スプレーでサビを防ぎましょう。チェーンは汚れを落として、水分は取り除きグリスを塗ります。
U字ロックやディスクロックで2重、3重にロックをかけておくことをおすすめします。
正しいバイクの保管方法を理解し、大切に保管しましょう。