バイクキャンプに適したテントの選び方

キャンプ場

テントの選び方

テント選ぶうえでのポイントは、まず「収納サイズ」です。
バイクでは限られた荷物しか運べないので、車幅を越えるタイプだと運転に影響が出ます。シート幅やツーリングバッグの大きさを踏まえたうえで選んでください。

雨水が防げるよう「防水性能」も必ずチェックしましょう。
快晴の時にキャンプをするなら特に問題ありませんが、山は天候が急変するので、突然の通り雨は降るものとして考えたほうが無難です。強めの雨にも耐えられる「耐水圧1,500mm前後」か確認してください。

快適に過ごせるよう「前室の広さ」も踏まえて選ぶのが肝心です。前室とは、室内の入り口手前に靴や荷物を置いたり、調理をする空間のこと。
前室が広いほどキャンプの快適さは上がりますが、そのぶん収納サイズが大きくなるので、キャンプの目的に従って購入してください。

「テントは寝るだけのスペースで、雨の日はテントを張らない」というようにルールを設ければ、前室が比較的狭くても不便さを感じないでしょう。

おすすめのテント

上記のポイントを踏まえながら自分のお気に入りのテントを探してみてください。ここではおすすめのテントをご紹介します。

リーズナブルな価格で購入できる「コールマン ツーリングドームST」

テントの価格をなるべく抑えたい方には、コールマンのツーリングドームSTが最適です。最大の魅力は、実売価格が1万円前半とリーズナブルな価格で購入できること。
テントの相場は2~3万円だと言われているので、コスパに優れているテントです。雨を防げる前室と1〜2人用の広い室内スペースが設けられています。

収納サイズを重視するなら「モンベル ムーンライト1型」

できるだけ収納に優れるテントを求める方にはモンベル ムーンライト1型がおすすめです。月明かりでも設営できる!をコンセプトに作られました。
モンベルのベストセラーでもある1型は一人用のテントで、コンパクトな収納サイズが特徴です。テント重量が1.65kgと軽いため、小型バイクにも搭載できます。前室の広さや室内スペースにさほどこだわらない方にピッタリのテントです。

簡単に設営できる「バンドック ソロティピー1」

バンドック ソロティピー1は、テント設営が苦手という方にうってつけのテントです。テント重量が2.2kgと軽いだけでなく、4隅をペグ打ちしメインポールを立てればできるシンプルな設営が大きな魅力。
見た目が可愛らしい三角形なので、SNSでは「映えテント」として人気があります。女性ライダーにとりわけおすすめのテントです。