免許の種類
バイクが好きで乗りたいと思う人なら、おそらく大型自動二輪の免許をとりたいと思うことでしょう。
バイクの免許にはいくつか種類があり、普通二輪・中型二輪・大型二輪という三段階に加え、AT限定とMTの二種類をそれぞれの段階で選ぶことができます。
ちなみにバイクのAT車とはスクータータイプのようなギアチェンをしなくても運転をすることができるタイプのことを言います。
AT車はMTに比べて運転操作が単純なので、技能教習で必要になる時限数が若干少なめになります。
ですが、AT車はMT車に比べて独特の運転の難しさがある部分もあるので、結果的に補修時間数を合わせるとMT車と取得にかかる時間や費用が同じくらいになってしまったということもよくあります。
大型二輪の免許
大型二輪の免許の取り方としては、自動車教習と同じように教習所にかよって技能教習を合格してから、免許センターで筆記試験を受けるという方法が一般的です。
ですが大型二輪を取得する以前に他の免許を取得していたりして、すでに自動二輪の運転方法をマスターしているという場合には直接免許センターで技能試験を受けて一発で合格をするという方法もあります。
ただしこの一発受験は手軽な分難易度はかなり高めになっているので合格率はかなりタイトな数字になっています。
ですので十分に専門の対策がとれている人以外は、通常の教習所を通した免許取得を目指すことをおすすめします。
なお教習所で技能教習を受ける場合であっても、事前に普通自動車や大型以外の自動二輪の免許を持っているときには技能教習のうち何時限かを免除してもらえます。
基本料金・システム
大型二輪のMT車を教習所で取得すると過程した場合、まず教習所では学科教習と技能教習の二種類を同時進行的に受けていきます。
学科教習と技能教習はそれぞれ第一段階・第二段階と分かれており、第一段階に合格をしないと第二段階には進めないこととなっています。
各段階の最後には「みきわめ」という指導員によるチェックが行われるので、そこで十分に習得ができていないと判断されるとその分の教習は補修としてやり直しになります。
普通教習所での申し込みでは、補修○時間までは基本料金内とされているものですが、格安教習所などでは補修があるとその分料金が割増されていくシステムになっていたりします。
教習期間については自分の都合に合わせて選ぶことができますが、この補修がかさむとかなり料金が変化してくるので、その点は事前に注意をしておきたいですね。