合宿における1日の流れとは
バイクの免許合宿は技能教習が19時間(オートマは15時間)、学科教習が26時間と規定されています。
合宿では、これらのカリキュラムを効率よく進めていくことができるようにスケジュールが作られています。
そのため、早ければ9日程度で卒業検定まで行く人も少なくありません。
合宿の一日は午前中に4クラス、午後に5クラスという枠が用意されています。
とはいえ、すべての予定が埋まってしまうという日はほとんどありません。
学科は1日平均3クラスないし4クラス、技能は2クラスないし3クラスです。
合宿では午前7時ごろから朝食を取ることができ、これが終わると授業スタートです。
技能教習に関しては2クラス続けて実施するのが一般的で、午前もしくは午後のいずれかに割り当てられます。
午前に技能教習をしたら昼食休憩を挟んで午後は学科教習になり、午前に学科教習なら午後は技能教習になるというスタイルが一般的です。
午後の授業が終わると夕食休憩になり、その後は自由時間なので、自由に使うことが可能です。
洗濯や掃除をしたり、気分転換に合宿施設の周辺エリアを散策したりしてみるのも良いでしょう。
授業時間内で特定の教習がない時間帯に関しても、原則自由に過ごすことができます。
部屋に戻ってのんびり過ごしても問題はありません。
とはいえ、最短で免許を取得したいのであれば、2回実施される効果測定試験に向けた勉強が必須でしょう。
合宿施設にはたいてい試験用の問題集が用意されており、PCを使った模擬テストも行うことが可能です。
免許の試験に出題される内容はある程度決まった傾向がありますから、模擬テストを繰り返し受けて間違えやすい問題に慣れておくのは賢明です。
免許合宿を快適に過ごしたいなら
免許合宿を快適に過ごすポイントは、「気分転換の手段を用意しておくこと」です。
バイクの免許を持っていない人の場合、慣れない教習でかなりのストレスを感じることもあるでしょう。
とはいえ、合宿を行う施設はたいてい繁華街ではなくやや田舎のエリアに建設されています。
ですから、町へ出て気分転換をするのはやや難しいのです。
そのため、部屋でゆっくりとくつろぎながら楽しむことができるアイテムを持っていきましょう。
音楽や電子版書籍などをタブレット端末へ持っていくという人は少なくありません。
動画サイトを見ながら筋トレやストレッチなどをしてストレス発散をする人もいます。
とはいえ、部屋そのものがあまり快適ではないとストレス発散もうまく行かないでしょう。
事前に合宿の資料をよくチェックして、Wi-Fiやエアコンなど各個室の設備を確認しておくことをおすすめします。