宿舎はどんなタイプがある?
バイクの合宿免許で一般的なのは「校内宿舎」です。
これは、教習所のある施設内に宿泊用の施設も用意されているもので、たいていは男性用と女性用で棟が分けられています。
もう1つは「専用宿舎」で、これも教習所が運営している宿舎であることに変わりはありません。
ただし、宿舎は施設の敷地外に設けられているので、合宿の各参加者は行き帰りの移動時間をいつも念頭に置いておく必要があります。
3つ目のタイプは「提携施設」で、これは教習所と提携しているホテルや旅館に泊まるというスタイルで、参加者はいくつかある選択肢の中から予算などを考慮して選ぶことができます。
それぞれの宿舎が持つメリット
「校内宿舎」を選ぶメリットは移動にほとんど時間がかからないという点でしょう。
そのため、教習に遅刻する心配はほぼありません。
また、防犯対策がしっかりと施されており、施設のスタッフが常に気を配ってくれるというのも魅力でしょう。
加えて、旅館やホテルへ宿泊するよりもコストを抑えられるというメリットもあります。
「専用宿舎」を選ぶメリットは、設備が充実していることです。
敷地の大きさが限られている校内宿舎は設備が簡易的というケースが少なくありません。
一方、異なる敷地に建てられている専用宿舎では長期の宿泊に役立つ便利な設備が数多く用意されています。
「提携施設」となるホテルや旅館には、スポーツジムや露天風呂など、リゾート向けの施設があるという利点があります。
また、スーパーやコンビニエンスストア、観光名所などが近くにあるケースも多いため、教習所以外の滞在時間をエンジョイしたいという人にはもってこいと言えるでしょう。
部屋のタイプを知っておこう
宿舎を申し込む際には、部屋のタイプを選ぶことができます。
例えば、お布団を敷いて就寝する「和室」が良いのか、ベッドで休む「洋室」が良いのかを選択可能です。
洋室を選んだ場合、ベッドのサイズも選ぶことができます。
小ぢんまりしたシングルサイズであれば、利用料金は比較的割安になるでしょう。
一方、休息の時間を重視する人にはダブルベッドのお部屋がおすすめです。
「個室」と「相部屋」のどちらを選ぶかも重要なポイントとなります。
1人で合宿に申し込んだ人で、プライベートな時間をしっかりと確保したいのであれば個室がおすすめです。
一方、人付き合いが得意で、費用をできるだけ低価格に抑えたいという人は相部屋を選択すると良いでしょう。
また、友達と一緒に合宿へ申し込んだ人は、申請の際にその旨を伝えておくと、2人部屋や3人部屋へ一緒に割り当ててもらうことができます。
合宿の期間を快適に過ごすためにも、自分のスタイルに合った宿舎およびお部屋のタイプを選ぶようにしましょう。