バイクの免許にはどんな種類があるの?

バイクは排気量によって分かれている

バイクに乗るために必要な免許には、大きく分けて4つ、細かく分けると7つの種類があります。
「このバイクかっこいいな~乗りたいな~」と思ったとしても、そのバイクを乗るために必要な免許を取得していなければ乗ることはできません。
バイクは排気量によって段階がわかれているので、自分の乗りたいサイズや用途に応じてどこまでが必要であるかを見極めて取得を目指してください。
バイク免許の種類を挙げると、

  • 原付免許(~50cc)
  • 普通二輪免許:小型限定(~125cc) …MT/AT限定
  • 普通二輪免許(~400cc) …MT/AT限定
  • 大型二輪免許(400cc~) …MT/AT(AT限定は~650cc)

となっています。
AT限定とは、自動車にもある通りクラッチ操作(ギアチェンジ)をしなくても運転できる車両のみを運転できるとする免許のことです。
道路交通法上の正確な記載としては「「オートマチック・トランスミッション、その他のクラッチ操作を要しない機構がとられており、クラッチ操作装置を有しない大型自動二輪車または普通自動二輪車」となっています。
具体的にはスクータータイプのような、手元での発進と停止のみで走行運転ができるものと思ってほぼ間違いはないでしょう。

用途に合わせて

初心者さんの中には「あまり大きさやサイズにこだわりはないのでとりあえずバイクに乗りたい」という人もいますが、やはりある程度自分の好みややりたいことを考えてからの方が、どの免許をとればいいかが判断しやすいと思います。
例えば、

  • バイクサークルなどに入って、みんなで小旅行をしてみたい
  • 山道などをスピードを出して走りたい
  • 通勤通学での渋滞を避けるために使いたい
  • 彼女(彼氏)を後ろに乗せて走ってみたい

というような感じです。
日常使いをメインにしたいのであれば、小型限定までの小さなバイクでも十分なのですが、長距離のツーリングをしたいと思うならやっぱり大型二輪まではとっておきたいところです。
排気量が大きくなるとその分サイズが大きなバイクにも乗れるようになりますが、バイクは車と違って自分で引き回しや立て直しを行わないといけませんので、体力的に自信がなかったり身長など体格が小さめの人は、希望した免許を取れない可能性もあります。
ちなみに身長が足りないとバイク免許はとれないという都市伝説もありますが、150cm足らずの女性でも大型免許を持っている人もたくさんいるので安心してください。